経審の評点アップ~適切なアドバイス~

適切なアドバイス

5年ほど前から関与させて頂いている建設業者のA社についての話です。

関与させて頂くきっかけは、その当時からお付き合いのある税理士事務所からのご紹介によるものでした。

ご紹介頂いた理由として、経営事項審査(通常、「経審」と呼ばれています)について詳しく話のできる行政書士を紹介してほしいとの要望があったからということでした。

公共工事の入札に参加する建設業者にとっては、経審の点数は重要課題の一つです。

その当時、早速A社にお伺いして、A社の社長と話をすることになりました。

財務状況や従業員の資格などの会社の現状を詳しくお聞きしたうえで、経審の点数への影響を説明しました。

またそれと同時に、次年度に向けて、経審の点数が上がるように対応策をご提案いたしました。

A社の社長は、いままで永年、経審について深く説明を受ける機会がなかったとのことでしたので、なおのこと、私の説明に納得頂いた様子でした。

当時から関与させていただき、A社の経審の点数は、毎年、その前の年度よりも上がり続けてきましたが、前年度は、さすがにこの不況ですので、少し点数が下がりました。

それでも下がり幅は小さかったので、今まで通りに上位にランク付けされています。

このことは、A社の努力と実績の結果であることは言うまでもありませんが、正直、関わらせて頂いている行政書士としても、本当に嬉しく思います。

しかしながら、上位にランク付けされていることへの油断は禁物です。

また、“「情」だけではなく「実」がなければクライアントとの関係は永続きしない”という現実もあります。

このことも踏まえて、常に情報を収集し、適切なアドバイスができるよう、今後も心掛けたいと思っています。

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