入札参加資格認定通知書~心がけたいこと~

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先々月ですが、A社の社長から、少しあわてた様子で電話がありました。

「入札参加資格認定通知書が送られてきました。それによると当社の等級が[A]となっています。どうしてでしょうか。等級[B]と思っていたのですが。」とのことでした。

等級によって入札に参加する工事の金額が違ってきますが、A社では、等級[B]で認定を受けた方が自社にとっては有益との判断をしていました。

私は、次のように説明をしました。「等級を認定するにあたっては、客観点数と主観点数とを合わせた総合点数により区分されるのですが、今回の御社の場合は、“等級変更申出書”を提出することで、この主観点数をゼロとして取り扱って、等級[B]に変更することができます。」

私の話を聞いて、A社の社長は「ほっ」とした様子で、「分かりました。では、そのように進めて下さい。」とのことでした。

社長の少しあわてた様子からは、事前にもう一歩踏み込んで説明しておく必要があったのではないかと反省をしているところです。

また、社長の「ほっ」とした様子からは、クライアントの経営戦略の一端を担っているとの認識を常に持って、すばやく的確な対応をすることの大切さを改めて認識しているところです。

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